- 「ホームページを作ったけど誰も来ない…」
- 「ホームページから全く集客できない…」
と、せっかくホームページを作ったのに思うような成果が得られず困っていませんか?
ホームページは問い合わせをもらうための重要な受け皿です。
そこでこの記事では「ホームページで集客できない原因と解決方法」について詳しく解説しますので、チェックシートを活用しながら集客できない原因を探ってみましょう。
そもそも「集客とは何か?」
ホームページから安定して集客するためには「そもそも集客とは何か?」を理解する必要があります。
この記事では「申込み(問い合わせ)が来ること」を集客と定義して説明をします。
そして「申込み」を前提とした場合、集客は以下の順序で行われます。

- アクセスする
- 読む
- 申込む
この3ステップを踏んで「申込み(成約)」をします。
これはホームページに限らず、広告なども「アクセス→読む→申込む」の同じ流れです。他の媒体でも全く一緒の考え方で使えるので覚えておいてください。
集客できるホームページとは
- アクセスする
- 読む
- 申込む
の壁をスムーズにクリアしてくれるものです。この3つの課題をクリアすることで集客できるページが出来上がります。
ホームページ集客ができない3つの原因
つまり、ホームページから集客できない原因は例外なく下記の3つのどれかになります。以下の図を見れば集客できない原因が一発でわかります。

図のチェックシートを見ると
- アクセスルートがない
- 読まれていない
- 申し込まれない
この3パターンのどれかなのがわかりますね。
細かい原因(文章がわかりにくいとか)もありますが、まずはこの3パターンのどれなのか?を絞りこむことが重要です。
「まずはどの原因かを大まかに探ること」を最優先にして考えてみましょう。
①アクセスルートがない
「アクセスルートがない」とは、継続的にアクセスが集まってくる媒体がないということです。
基本的にホームページは「何もしなければアクセスは0」なのが普通なので、作っただけではほぼアクセスが集まりません。
なので、「アクセスが集まるルートを確保する」というのが課題になります。
アクセスルートは例えば
- SNS(Twitter、Facebook、インスタ、youtube、Tiktok…)
- 自然検索(SEO)
- マップ検索(MEO)
- 広告(Google、Yahoo、SNS…)
などあります。
ホームページでアクセスが来ないと嘆く方の多くは「アクセスルートがないパターン」の方が多いですね。
②読まれていない
ホームページは「読まれる」ことが重要です。
仮にデザイン性の高いホームページを作っても読まれなかったらほぼ申し込みには繋がりません。
結局のところ「自分にとってメリットがない文章は読まないから」です。申込みがほとんど来ないページの多くはほとんど読まれていないと考えられます。
③申込みが来ない
「アクセスもあるし、読まれているのに申し込みが来ない」というパターンもあります。
例えば
- 申込みにくいレイアウト
- 申込みの仕方がよくわからない
- どこから申し込めばいいかわからない
などレイアウトによって申込みがしづらくなってると成約率が下がってしまいます。
アクセスがあって読まれているのに申し込みがない場合は、「なぜ、申込みまでつながらないのか?」ということを考える必要があります。
ホームページから集客する為の3つの解決策
つまりはホームページから集客するためには
- アクセスルートを確保する
- 読まれるページを作る
- 申込みやすい導線を作る(成約させる)
このどれかを改善する必要があります。
①アクセスルートを確保する

まずはアクセスルートを確保する必要があります。
アクセスルートには色々ありますが、以下の表を基準に考えてみるといいです。
成果までの期間 | 労力 | 成果 | |
SEO | 半年~1年 | 大 | 大 |
MEO | 3ヶ月~半年 | 中 | 大 |
SNS | 3ヶ月~半年 | 中 | 中 |
PPC広告 | 1日~ | 小 | 小~極大 |
アクセスルートはいずれの方法でもいいですが、手っ取り早くアクセスを集めるなら広告です。
広告なら即日でアクセスが集められるし、300アクセスくらい集めれば成約するホームページなのか?も一発でわかります。
また、複数のキーワード(地域名+業種名等)で広告を出してみると、「当たり(やたら申込みが来る)キーワード」を発見することがあります。
当たりキーワードで対策をすれば「上位表示すれば必ず集客数が増える」という確信を持った状態でSEO対策ができます。
なのでできれば広告を使ったほうが良いのですが、とはいえお金をかけることに抵抗がある方もいると思うので、おすすめ順に並べると
- 広告(使えるお金があるなら)
- SNS(1000フォロワーくらいなら1ヶ月でいけるので)
- MEO(スマホで出来るので)
- ブログ(当たるまで遠いが、当たればでかい)
この順番で行っていくのが良いと思います。
例えば「お金使ってもいいからとにかく早く成果が欲しい!」なら広告、「なるべく無料で早く集客を増やしたい」ならSNSって感じですね。
またSNSによって認知度(知名度)が増えることでマップ順位(MEO)も上がってくることがある(サイテーション効果)ので、SNSを取り入れることが間接的なMEO対策になります。
ブログは専門スキルがいるので、最終的に取り入れる形がベストです。
②読まれるページを作る

読まれるページを作ることは非常に重要です。
- 30秒読まれている
- 1分読まれている
- 5分読まれている
では明らかに反応が変わります。
読まれている時間は、Googleアナリティクスの「行動→サイトコンテンツ→すべてのページ」でページ毎の滞在時間をチェックできます。
例えばこのメディア(SNACブログ)の一番読まれている記事がこちらです。

上記は当社のアナリティクスですが、最大で約8分ほど読んでいただいてます。
またこちらはクライアントのホームページです。


どちらも平均で3分以上読まれているので優秀ですね。
読まれるページ作りには
- ターゲットを明確にする
- ターゲットにとってメリットのある提案
が重要になります。
文章は「自分が書きたいこと」ではなく「相手が欲しいもの(言ってほしいこと)」をメインに書くことが基本です。
相手を欲しい物を提供することを約束し、それが自店舗で提供できる理由や根拠を提示していくが基本です。
相手の立場を第一にしながら相手の疑問点や不安を解消するように文章を書くことで、ターゲットに刺さりやすくなります。
③申込みやすい導線を作る(成約させる)

申込みやすい導線を作ることは「申し込み率(成約率)」に直結します。
例えば私自身よく整体や美容院などのページを探すのですが、申込みにくい雰囲気が出ているページをよく見かけます。
例えば
- 申込みリンクが探しにくい
- 申込みリンクがトップページしかない
- 予約の仕方が少ない(電話が苦手な人もいる)
- リンクがわかりづらい
などなど。成約させるには「常に申込みやすい状態にすること」が非常に重要です。
競合や自店舗サイトに自分でアクセスしてみて
- ボタンの形や色
- 申込みリンクの位置や文言
- 予約方法(電話、LINE、ネット予約等々)
などを見ていくと改善点が見つかりやすいです。
- 何が良いのか?
- 何が悪いのか?
- またなぜ(どこが)良い、悪いと思ったのか?
などをしっかり言語化していき、改善点を明確化していきましょう。
まとめ
最後にまとめると、ホームページから集客するためには
- アクセスルートを確保する
- 読まれるページを作る
- 申込みやすい導線を作る(成約させる)
のいずれかを行う必要があります。チェックは以下の画像を参考に行いましょう。

原因に対して1つ1つ丁寧に対処することで確実にホームページの集客を伸ばすことができるので、この記事を参考に原因をいち早く見つけて対処していきましょう。
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