MEO対策で「毎月10名の新規顧客を獲得する」上で必ず見ておくべき数字について解説します。
毎月10名の顧客を獲得するためには「経験や勘」ではなく
- 数字
を見る必要があります。見るべき数字がわかれば「どの部分が悪いか?どこを伸ばすべきか?」を即座に理解し、改善できるからです。
結論から先にいうとMEO対策は下記の数字を伸ばす為に行っています。

ウェブサイトのアクセスやルート検索、電話などのアクションを起こしてもらい、数字を伸ばしていくのが目的です。
この数字を伸ばす為には「どの数字に着目するか?」を理解する必要があります。
集客数を確実に伸ばしていく為にも、Googleマイビジネスの正しい数字の見方を身に着けておきましょう。
MEO集客で必ず見るべき3つの数字
ではまずは新規獲得をする上で必ず見るべき数字について覚えておきましょう。
これはMEOだけでなくSEOやSNS、広告などでも必ず見る数字なので「集客やマーケティングをするなら絶対に見るもの」だと思ってください。
それは
- Googleマイビジネスへのアクセス数
- Googleマイビジネスでのアクション数
- ウェブサイトへのアクセスから成約した数
この3つとなります。
①Googleマイビジネスへのアクセス数
アクセス数とはあなたのGoogleマイビジネスのリスティング(店舗)にアクセスしたきた数のことです。

Googleマイビジネスへのアクセス数はインサイトの「ユーザーがあなたのビジネスを検索した方法」のところで見れます。
上記の場合は「11,729」となっているので、月間11729回はGoogleマイビジネスにアクセスされているということになります。
②Googleマイビジネスでのアクション数(合計アクション数)
合計アクション数とは「Googleマイビジネスにアクセスした人が何らかの行動を起こした数」のことです。

例えば上記の赤枠の部分を見てみると
- ウェブサイトへのアクセス(ホームページの成約率に依存)
- ルートの検索(この時点で成約濃厚)
- 電話をかける(この時点でほぼ成約)
の3つの項目があるのがわかります。
ルート検索と電話はその時点で成約が濃厚ですが、「ウェブサイトへのアクセス」の場合はホームページで成約するかどうか?が鍵になります。
③ウェブサイトへのアクセスから成約した数
ウェブサイトの成約率は単純に
- ホームページにアクセスした人がどれくらい問い合わせをしてきたか?
という数字です。例えば100アクセス来て5人が問い合わせをした場合、成約率は「5%」となります。
ホームページの集客率は成約率に依存するので、成約率が高いホームページがあればアクセスを送った分だけ顧客が取れる状態になります。
ちなみに集客ができている企業の多くは
- 成約率の高いページを作る(LPやセールスレターなどと呼ばれます)
- 広告でアクセスを流し込む(PPC、SNS広告)
という方法で顧客リストを獲得しています(当社も同じ方法で顧客リストを獲得しています)。
現状の数字から伸ばすべき数字を把握する
ではどのようにMEOから集客を考えるのか?というと、
- 毎月10名の新規顧客を獲得する
という前提で逆算する必要があります。
例えば
- 合計検索数が3000回(マップ順位は4位)
- 反応数が100(3.3%)
- 新規顧客が5人(成約率5%)
という状態なら、いずれかの数字を2倍にすれば新規顧客が10人になります。
どの数字を伸ばすべきかは最初は自分で調べて、それでもわからないならコンサルタントに相談してもいいですし、セミナーなどに参加するのも手です。
個人的に専門分野のことは専門家に頼んだ方が早いので、お金を払ってショートカットするのが一番手っ取り早いかと思います。
【重要】数字を見る癖を付けること
MEO対策で数字を見る上では
- 合計検索数
- 合計アクション数
- ホームページの成約率
この3つは確実に見ておくことが重要です。
また写真や投稿をアップしたり、ホームページを修正したら必ず数字の変化を追いましょう。その繰り返しが集客力アップの為に役立ちます。
基本的に集客数を伸ばすには数字を見る癖を付ける必要があります。
- 数字がどうなっているのか?
- どの数字が伸び悩んでいるのか?
- なぜ、伸び悩んでいるのか?
を考えて施策を打っていくこと。これが最善です。
集客は事業の一環であり、絶対に避けては通れない道です。
例えば一流の接客サービスや知識・スキルを持っていようと、集客が全くできなければいずれ潰れてしまいます。
逆に集客のスキルが高ければ「技術が二流・三流」でも顧客を集めることができてしまいます。
「数字を見ても結局どうすればいいかわかりません!」という人もいるかもですが、最初は誰もわかりません(僕も最初は何がなんだかわかりませんでした)。
わからなくてもまずは数字を見て考える、という習慣を身につけることから始めていってくださいね。