株式会社SNAC代表取締役の大島です。
この記事では「飲食店のMEO対策が集客に効果的な理由と、これから始める初心者がまずやるべきこと」について詳しく解説しています。
MEO対策は営業電話がじゃんじゃんかかってきたり、ネット上で広告が流れまくったりいるのもあり認知度は高まってきています。
つまり、今後更にあらゆる業種でMEO対策がメジャーな集客方法として確立される可能性が高いということです。
そこで今回は、MEO対策初心者の飲食店オーナーさま向けに効果や始め方についてわかりやすく解説してみましたので、ぜひ店舗集客にお役立てください。
MEO対策は飲食店の集客に効果的な5つの理由
まずは「なぜMEO対策が飲食店の集客に効果があるのか?」という点についてですが、主に以下の理由になります。
↓↓↓
- ポータルサイトより目立つ位置に表示される
- Googleマップは日本一使われている地図アプリである
- 口コミの信憑性が高い
- ポータルサイトと同レベルの機能がある
- 費用がかからない
詳しく見ていきましょう。
①ポータルサイト(SEO対策)より目立つ位置に表示される
SEO対策を少しでも知っている方なら「検索1位になれば集客ができる」というのは周知の事実かと思いますが、MEOでは検索1位よりも更に上に表示されます。
Googleの仕組み上、MEO対策(Googleマップ)の方が強制的に上位になります。
つまり、SEO対策で1位を目指すよりも、MEO対策で1位を目指したほうが確実に集客効果が高いということです。
②Googleマップは日本一使われている地図アプリ
Googleアプリは地図アプリの中でも最も利用率が高いです。
上記は全国の10代以上の男女300人にアンケートを取った結果ですが、地図アプリの中でGoogleマップがダントツで多いです。
基本的にMEO対策は「検索エンジンやGoogleマップを使っているユーザー」をお客さんにする対策ですので、他の地図アプリよりもはるかに集客効果が高いのが特徴です。
③口コミの信憑性が高い

Googleは口コミの信憑性が高いです。なぜか?というと、Googleは金銭や報酬と引き換えに口コミをもらうことを禁止しているからです。
ポータルサイトは店舗側から掲載料をもらうことで利益を得ており、高い掲載料を払っているお店には低評価がつきにくくなることもあります。
しかしGoogleは「広告費」で利益を得ているのみで、また広告費を払っても上位表示がされるだけで口コミ操作等は一切行っていません。

金銭や報酬による口コミ操作などがないため、口コミの信憑性が高いのが特徴です。
④ポータルサイトと同様の機能がある

Googleマップにはポータルサイトと同様の予約機能があり
- ルート検索やナビゲーション
- 通話
- お気に入り保存
- 席の予約
など直接予約をすることができます。実際に私も飲食店の予約はもっぱらGoogleマップから行っています。
Googleユーザーにとってはポータルサイトにアクセスするよりも遥かに手間がかからず、カンタン予約ができるので、この流れは今後更に加速していくと思います。
⑤費用がかからない
MEO対策は登録も運用にも費用はかかりません。コンサルや代行業務などを依頼する場合は別途かかりますが、ご自身で運用する場合は無料です。
掲載料がかからず、無料ですべての機能が使えるのはメリットしかありません。
PS:余談ですが、海外ではGoogleマイビジネス(MEO対策)の有料化説も出ているので、今の内に使い倒しておいたほうがいいですね。
飲食店のMEO対策でやること
では飲食店のMEO対策では何をやるのか?というと
- オーナーとして登録する
- MEO対策をするキーワードを設定する
- 正確な店舗情報を掲載する
- 口コミを増やす
この4つを主に行っていくことがおすすめです。
①オーナーとして登録する
まずはGoogleマイビジネスにオーナー登録する必要があります。オーナーにならないと機能は一部しか使えず、適切な運用ができないからです。
まずはGoogleマイビジネスでフルに機能を使える状態にしましょう。
以下の記事にて登録方法を詳しく掲載していますので、参考にしながら登録作業を行ってみてください。
②MEO対策のキーワードを設定する

MEO対策では必ず「キーワード」を設定します。
Googleは仕組み上、キーワードを設定しないとあなたの店舗情報を読み取ってくれません。
例えば「新宿 居酒屋 個室」で検索した場合、Googleは「新宿 居酒屋 個室」の単語を含んだお店をピックアップします。
単語をピックアップするのは
- ホームページ内に含まれる単語とか
- 口コミ内に含まれる単語とか
- ポータルサイトに掲載されている単語とか
- 他のウェブサイトに掲載されている単語とか
とにかくウェブ上にある色んな情報を集めていきます。
そして総合的に「この居酒屋は新宿にある個室つきの居酒屋である」と判断するわけです。
Googleに正しく情報を認識され、MEO上位表示をするためにはキーワードの設定が必須になります。
詳しい方法は以下の記事で解説しているので参考にしてください。
③正確かつ詳細な店舗情報を掲載する
店舗情報は必ず正確な情報を掲載します。
- 営業時間
- 電話番号
- サービス
- 商品
- 写真(外観、内観、スタッフ、飲み物、料理など)
- 祝日やイレギュラーな時の営業時間
- キャンペーンの告知
など全ての項目をしっかり穴埋めし、情報に抜けがないように対策しておきましょう。
【超重要】口コミで高評価を増やす
飲食店は口コミが命です。とにかく口コミが多く、評価の高いお店はそれだけでユーザーに安心感を与えます。
例えば以下の評価だったらどちらが行きたくなるでしょう?


おそらく多くの方は高評価の方が行きたくなると思います。
実際、私の知り合いに聞いても
- 「口コミが2.0台は怖いよね…」
- 「口コミがないとお客が全然いなそうで怖い…」
と口を揃えて言います。口コミが多く、評価も高い店舗は安心して来店することができます。
まずはGoogleマイビジネスに登録してみよう
いずれにせよMEO対策を始めるにはGoogleマイビジネスにオーナー登録をする必要があります。
オーナー登録をしないとMEO対策自体ができないので、以下の記事を参考にしながら登録作業を行ってみましょう。
まとめ
今後、MEO対策は飲食店にとって集客のメイン媒体になる可能性が高いです。
特に口コミが多く獲得できている店舗は、地元だけじゃなく、県外からの顧客獲得も期待できるため集客効果は絶大です。
ぜひまだ取り組んでない場合はこの記事をきっかけに取り組んでみてください。
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